お子さまの病気について
当院では、お子さまの病気を中心に診察いたします。発熱やかぜ症状、頭痛のほか、呼吸器の病気(気管支炎・喘息・クループ症候群)、目や鼻・耳の病気、胃腸炎や便秘症などのお腹の病気、皮膚の病気、心の病気などの小児科一般診療を行います。必要に応じて、血液検査、レントゲン検査、超音波検査、心電図検査などを行います。
また育児相談を行なっております。育児に関する “アレコレ” をご相談ください。小児科ナース、保育士、ママさんスタッフが一丸となってご対応いたします。
なお午前・午後にクリーンタイムを設けています (11:00-12:00、14:00-15:00)。主に感染症疑いのない赤ちゃんの診察・相談を行います。予防接種・乳幼児健診・赤ちゃん相談などは、この時間帯にご予約ください。
※「東京都こども医療ガイド」
東京都福祉保健局より、主に0歳から小学生程度までのこどもに関する1)症状別、病気別の基礎知識2)事故や怪我の対処法3)子育て情報などについての情報が掲載されています。
小児外科領域の病気について
小児外科をご存知ですか。各小児外科疾患については、日本小児外科学会のホームページに、部位と臓器別にわかりやすくまとめられています。詳細な記述がありますのでご紹介します (※)。”こどもの便秘” については、下方の ”便秘外来” にピックアップしています。
ここでは、1.小児外科手術疾患 と 2. 外来診療を行う小児外科疾患 に分けてご紹介します。またよくみる小児外科疾患について取り上げていきます。
※日本小児外科学会ホームページ “小児外科で治療する病気”
乳幼児健診
世田谷区では、3か月~4か月、3歳に区の健康づくり課で集団健診を行います(公費)。また6〜7か月、9~10か月、1歳6か月にクリニック個別健診を行います(公費)。当院は乳幼児健康診査実施医療機関です。乳幼児健康診査受診票にご記入のうえ、マイナンバーカード(保険証)・医療証・母子手帳・乳幼児健康診査受診票・オムツを持ってご来院ください。またご希望の方には 6〜7か月健診時に弱視スクリーニング検査を行っています。予約時にお声かけください。
またその他に任意健診(母子手帳)を行っています(自費3,000円)。2週間健診では哺乳状況を確認して身長・体重を測定します。母乳やミルクは足りているのか?いつ乳の対応は?便秘の対応は、綿棒浣腸はどうするの?新生児ニキビ・脂漏性湿疹・乳児湿疹のスキンケアは?など、気になることをご相談ください。2か月健診では乳児ワクチンスケジュールのご案内と、あたまのかたちの簡易計測や位置的頭蓋変形を予防する理学療法の指導も行っています。お気軽にご相談ください。
健診ではお子さまの健康と発育を共に確認し、健康維持と病気の早期発見・予防につとめます。また保護者のみなさまの育児相談の機会ですので、ご相談ください。
2週間健診:個別健診(任意)
哺乳状況 スキンケア ワクチンスケジュールのご案内など
2か月健診:個別健診(任意)
哺乳状況 スキンケア あたまのかたち簡易計測(希望者)など
3-4か月健診:集団健診
6-7か月健診:個別健診
弱視スクリーニング検査(希望者)
9-10か月健診:個別健診
1歳健診:個別健診(任意)
2歳健診:個別健診(任意)
3歳健診:集団健診
5歳健診:個別健診(任意)
※詳細について世田谷区ホームページをご確認ください。
※あたまのかたちについては赤ちゃん相談を参照ください。
予防接種
当院は定期予防接種実施医療機関です。予防接種予診票にご記入のうえ、保険証・医療証・母子手帳・予防接種予診票を持ってご来院ください。
クリーンタイムを設けておりますので、この時間帯をご利用ください。一般診療中の接種も可能です。
※詳細について世田谷区ホームページをご確認ください。
※渡航ワクチンについては随時ご相談ください。
心理相談
臨床心理士・公認心理師による心理相談をおこないます。月2回、金曜日午後隔週です。日程はHPのお知らせに掲載いたします。
15:00〜18:00
就学前から小学校6年生までのお子さまと保護者さまから、きょうだいやお友達との人間関係、勉強に向けてのトラブルなどのご相談をお受けします(30分間/3,000円 50分間/5,000円 要予約)。
ご相談をご希望される場合は、まず当院一般外来を受診し、ご意向をお話しください。必要時、医師が心理士外来を予約します。なお2回目以降の予約については、心理士との話し合いで決めていきます。
赤ちゃん相談
赤ちゃん診療における “知りたい” をピックアップしていきます。
幼児さん相談
幼児さん診療における “知りたい” をピックアップしていきます。
小学校高学年〜思春期
思春期診療における “知りたい” をピックアップしていきます。
便秘
こどもの便秘は一時的便秘(感冒時などの一時的消化管蠕動不良)から慢性機能性便秘症まで様々です。稀に内科的・外科的基礎疾患が隠れている場合もあります。
小児慢性機能性便秘症は、離乳食開始時期・トイレットトレーニング期・就学時期に多くみられ、それぞれの年齢・症状に合う治療が必要です。特にトイトレ期の便秘は小児の便秘症において最も多く、”二重の悪循環” に陥りやすいのもこの時期です。悪循環に陥ると治療は長引き、本人だけでなくご家族のQOLも低下するため、早期診断・治療が大切です。
まずはおこさまの排便状況をチェックしてみてください。排便状況把握に便利な ”排便日誌” があります。お気軽にご相談ください。
季節性インフルエンザ感染症関連
当院では季節性インフルエンザ感染症の診断に以下の検査を行っています。それぞれに特徴があり、状況に応じて使い分けています。
抗原定性検査(鼻咽頭または鼻腔)
特徴:COVID-19などとの同時検査が可能
適応:
・発症から12時間以上
・全年齢
AI搭載インフルエンザ検査医療機器(カメラで撮影)
特徴:疼痛のない検査、発症から12時間以内の検査が可能
適応:
・6歳以上
・のどをしっかり開けることができる方
核酸同定検査(鼻咽頭または鼻腔)
特徴:COVID-19との同時検査が可能
適応:
・発症から12時間以内 かつ
・以下の適応者
・5歳未満で気管支喘息STEP2以上
・妊婦
・65歳以上の高齢者
・重症化リスクのある方
新型コロナウイルス感染症関連
小児診療においては、日常より発熱患者を診察しています。様々な感染症流行状況に応じて外来診療の予約枠を調整して診療をしています。COVID-19感染症に対して以下の対策・検査を継続しています。
1)設備
①24時間換気システム
当施設は空調を増やし、24時間換気システムを設置しています。窓の開放による定期的な換気も心がけています。
②隔離室(個室)
状況に応じて隔離室を使用しています。隔離室では換気設備を設置し陰圧となるように工夫しています。
2)空間的時間的分離
感染症の増加に伴いゾーニングカーテンを使用し、ゾーニングして診療を行います(空間的分離)。
赤ちゃんの診療について、クリーンタイムを設けています(時間的分離)。
3)トリアージおよびPPE (個人用防護具)
発熱者に対し、予めチェックリストを用いてトリアージを行っています。
4)検査
当院では以下の検査を行っています。
①迅速抗原定性検査 (鼻咽頭)・・・院内検査
②核酸同定検査NEAR法(鼻咽頭)・・・院内検査
③核酸同定検査PCR検査 (唾液) (鼻咽頭)・・・院外検査



